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後催眠暗示による条件付け(その1)

「後催眠(事後催眠)」の応用で、「自己催眠」をスムースに習得できます。

「後催眠(事後催眠)」とは、例えば「条件反射」を思い描いてください。

たとえは悪いのですが、誰もが知っているパブロフの条件反射でいうと・・・

1.空腹の犬にえさを与えると、犬はよだれをたらす。

 (これは、刺激→反応 に何らかの関連性があります)

2.犬に、ベルの音を聞かせると、よだれは出ない。

 (この場合、ベルの音という「刺激」と「よだれ」には、何らの関係性も見いだせない)

ところが、

 「犬にえさを与える度に、同時にベルの音を聞かせる」

ということを毎回繰り返すと

 何の関連性もなかった「ベルの音」と「よだれ」が結びつき・・・

3.犬に、ベルの音を聞かせると、犬はよだれをたらす。

という結果を生じるようになります。

 これは「条件付けられた」反射なので「条件反射」と呼ぶのはご存じのとおり。

 ただし、この条件付けを有効とするためには、ある一定の「繰り返し」が必要ですので、

「ある条件をインプットすると→必ずその結果を生じるようになる」

 にはかなりの時間が必要となります。

ところが、この条件付けを催眠で行うことによって、たった一度の手続きで条件付けを行うことができます。これが「後催眠(事後催眠)」です。

さらに、ここでは「事後催眠」による「自己催眠」の実現について説明します。

「事後催眠」と「自己催眠」なんだかダジャレみたいだし、まぎらわしいので、これからは「事後催眠」のことは「後催眠」と呼びます。

なぜ自己催眠を「後催眠」で行うかというと、「自己催眠」は習得がかなり難しいからです。

他者催眠は技術さえ習得し、さらに被験者の感受性が強ければ比較的簡単に誘導できるのに対し、自己催眠はそう簡単には習得できません。

そこで、「後催眠」を応用するのです。

・・・・・と前置きが長くなってしまいましたので、この続きは次回といたします。

条件反射の話をしないと、わかりずらいと思ったので、まずは前置きでした。

それでは次回をお楽しみに。

教育催眠研究会事務局 渾沌


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